X68000ZでMIDI入出力を行うために必要そうな情報。
概要
MIDI出力に必要そうな情報を、転送速度や機器、仕様等の観点から情報を羅列するもの。
大前提
出力の際、X68000ZからはUART端子経由での出力が必要。
勿論USB接続ができればいいんだけど、Windowsでもドライバが必要なのに動作を期待できるものではない。
MIDIのボーレート(転送速度)は31250bpsとのことで、この転送速度を指定する必要がある。
どうもエミュレータではまだ細かい数値での対応ができてない模様。
資料
よって、現行のエミュレータでは一度出力してボーレートを変換するか、現行のボーレートで入出力可能なMIDI機器を利用する、という必要あり。
(そういうのがあるかどうかは別にして)
実例
distribution/uart-midi-raspi.md at main · tantanGH/distribution (github.com)
ここを参考に準備すると鳴りそうな気がした。
ただ自分の環境と照らし合わせて問題が2点
- ボーレートの出力がざっくりで実質固定化しているため、変換した上でMIDI出力、
もしくは出力できるボーレートのままMIDIデータを送信する必要がある - 変換器を利用する場合、そのデバイスの電源等機器が必要
実例では、ボーレートを38400にして出力している。
ただこれはラズパイ等で処理が間に合う程の状態ではないため設定の工夫が必要。
また、ラズパイで鳴らしているため実質的にラズパイ側で差異を吸収している形になる。
つまずいてるところ
MIDI-UARTインターフェースさん キット DIN<->TRS変換ケーブル(type A) 2本つき — スイッチサイエンス (switch-science.com)
これを買ったがよくよく調べてみたらどうも使えない模様。
上のデバイスが対応しているボーレートが31250bpsっぽい。
機器自体で可変するのではなく出力側の機器から31250bpsで出力しないとダメな模様。
いやまぁそうだよね。
というよりMIDIの規格で31250bpsで通信しなさいよ!って決まってるらしく、そりゃそっちに合わせるわと思いました。
参考資料
ふたつの高精度化 MIDI 仕様 (slideshare.net)
結論
まずは202304末現時点では様子見。
ダメであれば別の機器かますとか別の音源使う。