RP2040搭載マイコンボードで分割キーボードを動かす。

概要

ProMicro(自作キーボード界隈でよく使われるマイコン)の入手が困難+価格が高騰する懸念があり、
代替となるマイコンを探す。(ちなみにSTM32系統も結構不足してる)

マイコンはRP2040、各種搭載マイコンボードが比較的安価に入手可能。

もともとマイコンに搭載されてるメモリ自体が結構多め、かつボードに別途追加されるFlashROMが多めなので、
導入対象としては最適。

ということで、動かしてみたログを記載する。

利用したソフト・ハード

  • RP2040搭載マイコンボード
    RaspberryPiPico・Tiny2040・XiaoRP2040は所持。
    とりあえずXiaoRP2040がそこそこ安価かつ小型なのでこれを使う
  • PRK firmware
    picoruby/prk_firmware: A keyboard firmware platform in PicoRuby (github.com)
    これを利用。必要があればビルド環境揃えるのでもいいと考える。
    その場合Windowsで環境揃えるのは面倒なのでUbuntu利用予定
  • キースイッチを設置するための基板
    これは現在SU120を利用している
    e3w2q/su120-keyboard: Expandable keyboard with up to 120 keys (github.com)
    ただ回路はProMicroを乗せることを前提に作られているため、
    キーマトリクス部分のみを使う。
  • USB type-Cケーブル
    ご家庭にお持ちのケーブルを用意

 

作っているものがこちらになります

とりあえず分割型のキーボードは作成。

あとはこれを基板にして発注すればビルドはできそう。

注意点

上記の通りSU120は本来ProMicroを設置することを前提に作られてるので(もっというとQMK firmware前提
配線的に自分の確認が終わってないため実装ベースで確認したところ、利用した配線がまずいのか電源は通るものの入力を確認できず。
SUI120やPRK firmwareの実装も絡んでくるので原因確認に時間がかかる見込み。

このため、TRRS通信は自分で一から組んでみることにした。

具体的には、ブレッドボード上でシリアル通信を行うように配線をして対応。

自分で基板を作成する場合、上記のような実装を自分で行って対応予定。