Integra-7でPCへの出力に対し直でエフェクタを反映する。
この方法使うメリット
- かけ撮りみたいなことができる
- 最終的なエフェクタ構成をフレーズ録音前に確定できる
前提
- AbletonLive10を使ってます
- Integra-7をUSB経由でコントロール、出力は別のオーディオI/Fで行います
やり方
まずは下の図を見てほしい。まぁただのミキサーなんだけど。
audio in・・・オーディオ出力
Integra7VST・・・Integra-7EditorVSTを読み込んでます
midi_1~4・・・Integra-7をコントロールするトラック
この状況だと、モニター出力のみONにしているため、実際のフレーズは録音しないと出力されない。
つまり、ここにエフェクトを追加しても反映されないのです。
(Monitor→Inを選択。Auto/Offを選択すると保存しているオーディオが再生される)
ただ、audio_inのモニタ出力について下の項目「Audio to」をIntegra-7VSTにすると・・・
オーディオ出力がそのまま出ます。
更にVSTトラックに対しエフェクタをかけると、問題なく反映されてしまいます。
すなわち、弾いたフレーズがそのままエフェクタをかけて出力されます。すげえ。
かけ撮り
Audio in→VSTにルーティングしてエフェクタ読み込み後、更にオーディオトラックを用意すれば、
VST→オーディオトラックにルーティングして録音も可能です。
どうしてこんなことができるのか
あくまで推測でしかないですが、Integra-7にオーディオインの機能が付いているからかと。
VST3になってI/Oの定義が柔軟になったため、Inだけ付けた形なんじゃないかという予測。
まとめ
これだったら録音もできるし、ちょっぱやでエフェクタかけて遊んだりもできます。
Integra-7の使い所が大きく広がるものと考えます。