Teenage Engineering OP-1購入

2年前の連続休暇中に機材を買った。
いつものように放置になるかと思ったけど、結構曲作るのに組み込まれていて、
自分にしては珍しく頻繁に使用するシンセになってる。

いくつかの観点で感想を書いていく。

■機能の種類
本体にスピーカ付いててシンセ付いて、さらにシーケンサやレコーダが付いてるとかかなり万能感ある。
これによって、本体であらかじめ作り込んでおいて、DAWに録音して音を補完することが可能になってる。
逆にOverBridgeみたいな便利な機能がついてる訳ではない。
特徴的なのは「シンセ・スピーカー・レコーダー・シーケンサがひとつの機器に集約されてる」という部分かと。これによって使い勝手がかなり良い。
ちなみにMIDIコントローラとしても使用可能。

■シンセ部分
FM音源・パルス等に限らずADSRエンベロープはついてるし、LFOのルーティングが比較的はっちゃけているため、音の作り込みは深掘り可能。
ただ、EQとかの機能はついてないので、最終的にマスタリング的な位置づけで別の機器使うことになる。
(レコーダーには付いてるけどそれ使うのか、という話)

ちなみに今のファームウェアだと8種類のシンセサイザーから使用するものを選択できる。(パルス・8bit音源・弦楽器シミュ等)
個人的にDr.Wave(8bit音源)がすごい好き。WaveTableというよりは波形メモリ音源に近い質感の音が出る。
ADSR・LFOを足すと意外と昔の音源っぽく音を鳴らせるのでは?と思う。
ちなみに、LFOの影響先はもとより、ADSRの1要素を影響元としたりランダマイズ、外部入力をソースとして調整可能。
自分で作った一例としては、単なるLFOだけではなくADSRの値自体を変更させながら発音も可能という。

■シーケンサ・レコーダー部分
シーケンサは複数種類があるが、いずれもメリデメが存在するため、使い分けが必要。
(例:エンドレスシーケンサはステップ入力のため、メロディ入力に向いてる、パターンシーケンサは16ティックしかないが複数パート入力できるので、メモ程度にドラムやシーケンサを入力するのに向いてる等)

レコーダーは4トラックしかないが切り貼りや調整、ループ位置の切り替え・変更等が行えるため、演奏させる時にそれほど困ることが少ない。
また、同時にシンセサイザーやドラムの発音が可能なため、レコーダー再生+ループ切り替えしながらシンセサイザーの演奏、ということも可能。(実際やった)
ただ、逆に機能が分かってないと単に録音を重ねるだけの機能になってしまうことに注意。(それでも問題はないと思うけど)

あくまでOP-1上のレコーダーは簡易的なものと割り切って、多重録音やDJプレイ、フレーズ作成等単機能として使うことで、「手元で簡単にフレーズ・リズム等を作り込んで再生ができる」OP-1のメリットを享受することができると思った。

録音ソースについては、「内部のシンセ・ドラム、外部、出力全部、なし」から選択。
出力をすべて録音というかたちにすると音がダブるケースがあるので、録音ソースを確認しておくこと。

■外部機器との接続
外部機器(主にPC)との接続は簡単に行なえるが、データの保管や名前変更、フォルダ階層の作成もPC上で行うことになる。
よって、PC操作も必要になってくることに注意。
また、新規にファイル配置・削除等した場合、リブートが必要になるため注意。

MIDIコントローラとしても使用可能、手元で場所を取らないため、ノートPCで曲作るのとかと相性がいいんじゃないかと思ってる。(自分はデスクトップ+OP-1で曲作ってる)
ちなみに各ソフトで再生/録音等のファンクションボタンが使えない時があるので注意。(というよりも設定してない、ってのが正解かも。Reasonだと完全に対応してる)

■まとめ

  • シンセはオシレータの種類とLFOの複雑さが特徴
  • シーケンサは使い分けが必要、レコーダーはDAWみたいなものではなくざっくりと録音するためのもの
  • ファイル管理にはPCが必要なため少し面倒