AbletonLiveでNoteを打ち込んでCC出力のみ行うプラグイン(NoteToCC)。

Download(For people coming from the maxforlive website)

You can download the plugin from the link below.

NoteToCC

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この記事の目的

MIDIシーケンサ上でMIDI CCをコントロールできるようにしたい。

AbletonLiveはNoteの入力はキーボードだけでできるが、パラメータやMIDICCについてはマウスを使わないと不可能。
デバイスでもできるけど、DAW上で紐づけが必要。
上記を回避するため(キーボードでMIDI CCを入力できるようにする)に必要な施策を講じるもの。

必要なソフト等

Max for Live。

ダウンロード

以下からプラグインをダウンロード出来るようにしました。

比較的新しいMaxで作ってるので動かないかもしれませんが、その場合は下記方法でプラグイン作るかしてみてください。

NoteToCC

構築手順

以下のようにプラグインを作る。

midioutは本来不要、一部オブジェクトは必要ないかもしれない雑なやつだけど、
とりあえず機能を作った。

処理としては以下の順番を辿ってる。

  • MIDIノート入力
  • midiparseで入ってきたノートの情報を分解できるようにする
  • unpackでVelocityのみ取り出す
  • 取り出したVelocityをctloutのValueに流す
  • CC番号をテキストで入力できるようにして、ctloutに値を流す
  • これでノートを入力したらCC値が出力される形になる(トリガーはあくまでノート)

注意なのが、「あえてNoteを流してそのNoteを演奏しないようにしている」ということ。

これは、余計な演奏が入って音源側が発音数オーバーだったり余分なノイズが入るのを防止している。
つまり、完全に「エフェクタ用MIDIトラックとして使うしかなくなる」ということに注意。

また、オートメーションみたいにノード同士の値を補完するようなことはしないのにも注意。