C言語で書いたPlaydateのプログラムをビルドする方法。
概要
Playdateが届いたので、即日自作のプログラムを動かすようにしましたが、
C言語でプログラム書くのはハードルが高く、かつ環境構築に時間がかかったため、
自分の環境でうまくいった方法をメモします。
環境:
Windows10
参考資料
方法列挙
- VisualStudioをインストールする
- GNU Arm Embedded Toolchain compilerをインストールする
- CMakeをインストールする
- 開発者用コマンドプロンプトを起動する・・・と書いてあるが、
x64 Native Command Prompt toolsを起動すること。(64bitのほう)
これは、シミュレータが読み込むビルドファイルが64bitじゃないと動かないため。 - ソースコードが入ってるフォルダにcdする
- コマンド「mkdir build」
- コマンド「cd build」
- ビルド内容によって以下のように変更
①まずシミュレータで動かしたい
cmake .. -G “NMake Makefiles”
②実機に落としたい:
cmake .. -G “NMake Makefiles” –toolchain=”<PlaydateSDKをインストールしたパス>\\C_API\\buildsupport\\arm.cmake” - シミュレータ起動、ビルドしたファイル(フォルダ)を読み込む
- SimulatorからDevice→「Upload Game to Device」を選択
情報登録されたソフトを起動して正常動作が確認できれば終了。
異常終了した場合、正常にビルドができてない可能性もあるため環境を見直すこと。
他Tips
- ビルドやり直す場合はBuildフォルダを消して作り直す方が確実
- 一個プロジェクトファイルのテンプレート作って使い回すと快適(CMakeのファイルが必要なため
- ときどきパス周りなのか、シミュレータ上エラーが出るが原因がまだ確認できてない。
最悪Playdate上に直接ファイルを配置する(データディスクモードですね)
Playdateにゲームをサイドローディングする – Playdate Help - 最初VisualStudioでコンパイルしてたんだけど、うまくbinファイルを出力できなかった(=実機用のビルドができなかった)ので別途調べて、nmake使う方が確実かなーと思った。
最悪VSで開発→ビルドはnmakeでも構わないと思った。結局VS使う場合もCMake必要だし。