RaspberryPiPicoでLisp動かしてみる。
概要
どうもプラットフォームが出るたびにDoomを移植する人が後を絶たないように、Lispを各プラットフォームに移植するケースは後を絶たない様子。
今回は、マイコン上でLisp環境を実行できるプロジェクトから、公式にRP2040を使った環境に対応している記事があったので、試しに環境を構築してみた。
手順
- ARM用のソースコードをダウンロードする
technoblogy/ulisp-arm: A version of the Lisp programming language for ARM-based boards. (github.com) - ArduinoIDEの設定を変更する
ボードをRaspberryPiPicoに変更する→諸々をボードにあわせる - スケッチ→「コンパイルしたバイナリを出力」を行ってuf2バイナリを出力する。
- RaspiPicoにuf2バイナリを読み込ませる(BOOTSELスイッチを押しながら接続する→ファイルを配置する)
- RaspiPicoが再起動するのを確認する
- ArduinoIDEからシリアルポートを指定した上で、ツール→シリアルモニタを選択する
- シリアル入力ウィンドウからLispのコードを書く
- シリアル出力で結果が帰ってくる
今後の展望
- どうもピンの状態も取得できるみたいなので、問題なければボタンや各種出力の制御も行えるかもしれない。
- CircuitPython・PicoRuby・uLispとスクリプトが書ける組み込みプラットフォームが増えてだいぶ使いやすい。
資料
https://qiita.com/fireflower0/items/6c548e84a758c97da0ea.md