SEQTRAKのMIDI IN/OUT設定、および機材利用方針の決定。

概要

現在TrackerMiniとSEQTRAKを使ってるので併用を検討したい。

ただ、SEQTRAKでMIDI IN/OUTする場合だけど、どうも情報がほぼない(INなら図解である)ので、MIDIに関する情報をまとめて書いておく。

事実を列挙した上でどうやって使っていくか立案するのが目的。

※15:37 X上で助言いただいたので、PDF版も合わせてリンクを貼る。
PDF版のほうが既存のインプリメンテーションチャートに近い。

MIDI IN

USB経由で問題ない。
あと、小型MIDI端子で問題ない。

設定についてもここの通りで問題ない。

SEQTRAK ユーザーガイド(PDF版)

SEQTRAK ユーザーガイド(HTML版)

MIDI OUT

USB経由で問題ない。
勿論小型端子で問題ない。

MIDI INと同じように下記参照。

SEQTRAK ユーザーガイド(PDF版)

SEQTRAK ユーザーガイド(HTML版)

有利な部分

シーケンサの打ち込みはグリッド単位であれば素早く打ち込める。
つまりトラック作るのが格段に早いということ。

メロディ書くときもボタンとシーケンサ上で調整が可能なのですごい便利。

ネックとなる部分

問題なのが、「MIDI OUTのトラック=楽器のトラック」になるということ。

つまり、SEQTRAK側のInstは発音されるため、一緒に発音するかVolumeを0にする必要があるということ。


上記よりどういう使い方していけばいいかを立案する。

以下の1.および2.を立案。

  1. SEQTRAKからシーケンスコントロール、音源はSEQTRAKとTrackerMiniで分岐
  2. SEQTRAKを完全に音源にする、TrackerMiniでシーケンスコントロール
  3. SEQTRAKの音源を使う、TrackerMiniは一部のリアルタイム入力だけ担当する

1.はSEQTRAKの使いやすさを活かした使い方。
ただ、音源の利用数が縛られる部分はネックかもしれない。

音源数としてはSEQTRAKとTrackerMiniのうち合わせて何個、というコントロールしかできないため、これであればSEQTRAK単体で動かすほうが使いやすくなると考える。

特定の音源が必要であれば使う組み合わせだが、常に選ぶかというと微妙。
SEQTRAK単体でどうにかするのを検討する。

2.は事前の仕込みが必要になるが、アナログシンセ・FM音源・マルチティンバー・サンプラー等使える音源が1.と比較すると大幅に増加する。

また、TrackerMiniの出力をSEQTRAKのAUDIO INに入力し、SEQTRAKのスタッターやハイパスフィルタをかけられるため、大変に有効。(1.でも同じ)

ついでにTrackerMini側のエフェクトも有効になるため、できることは大幅に増える。


結論

すぐ作るときは1.(SEQTRAK単体)、音や構成を作り込むときは2.の方法で対応する。