Idobao Abacus(Id42)。
URL
IDOBAO ABACUS ID42 40% HOT SWAP MECHANICAL KEYBOARD KIT – idobao
経緯
この数ヶ月自分の手の状況に合うキーボードを探していたけど、ようやく40%のキーボードが該当することを確認した。(マップも作ったし)
とはいうものの40%キーボードは弾数がそもそも少ないため、色々探したり自分で作ったりしてると時間が溶ける。
その中でGBのあと販売開始となったのがこのAbacusだったりする。
チェック自体はしていたけど、インテグレーテッドプレートでの実装とはどういうものだと悩んでたらGB終了してた。
今回在庫販売を開始したようで、せっかくなので注文してみた。
完成品
ちとブレてるのであとで取り直すかも。
プレートとトップケースが一体化したトップマウントで内部は空洞。
後ろからPCBを格納+ネジ止めする方式。
空洞の反響が強くなるため、高音の響きが大きく聞こえる。
また、プレートを直で叩いてそれが内部でひびく関係上、カシャカシャと音が大きくなるかと思った。
ただその分机を直接叩くような底打ち感はなく、全体的に打鍵感が柔らかめ。
長時間打鍵していてもストレスを感じることは少ないんじゃないかと考える。(マップによっては辛い指のフォームを強制されるかもしれないけどそれは40%の宿命だよね)
作成手順
なし。
今回はホットスワップなので半田付けも必要なし。
またパッケージングされた中身を開ければすぐキースイッチを装着できるので安心。
ただ、ファームウェアの編集については注意があって、hexのリンクは製品ページから落とす必要あり。
また、ViaのJsonファイルも一緒にアップされているためこれも落としておく必要あり。
そうじゃないとViaもしくはRemapでキーマップ編集ができない。
ということでファイルは落としておくのが安心。
ちなみに、上記の状況は即ち、ソースコードの編集は無理そうということ。
構成もある程度は把握してるしMCUや基板の構成も実物見れるから作ることもできそうだけど、それだったら自分で基板を設計するほうが自由度が高いって話なので、無理にハックはしない方針で。
補足
どうも一部スイッチはPCBがたわむ関係上うまく装着できない様子。自分の場合、Gazzew U4t Thockyが該当した。(ピンがPCB面に届いてないケースがある模様)
ということで現在Cherry標準の茶軸に変更の上色々打ち込んでる。
少しばかり改造
高音感を抑えるために以下の対応を実施。
- PCBの裏面にウレタンフォームを貼る
逆にいうとこれしかできない。
というのは、既にプレートとPCBの間にフォームが敷いてあり、これ以上のフォーム追加はキースイッチ設置に影響が出てしまう恐れがあるため断念。
また、フォーム追加にしても、そもそも裏からネジを留める方式でPCBを固定するため、言ってしまうとケースの中にPCBが宙吊りになっており、ショック吸収する場所はそれほどない。
よって、蓋とギリギリ干渉する部分やケースとの接地部分に対して添えるようにフォームを貼り付けた。
前者はかなり効果があったようで、最初よりも高音を抑えることが出来た。