Planck。
48キー・Ortholinearのキーボードです。
経緯
自分は変な方向(MIDIキーボードとして使いたい)から自作キーボードにのめり込んだのもあって、
字を打つときに必要なレイアウトってなんだそれ?って逆にわからなくなったんですね。
ということで、自作キーボードで文字を打つことの確認のために購入してみました。
注意事項
初期設定だとキーマップがかなり複雑なので、
使うレイアウトを決め打ちしてQMK configuratorとかでさっさと設定してしまったほうが良いです。
自分はそれほどレイヤーを使わないので、メイン配置+数字とファンクション、という
すごいシンプルな配置にしました。
これがすごい快適でした。
使い勝手
使いやすい点
手をそれほど動かさずに各種機能にアクセスできるのは素晴らしいと思うし、
何よりOrtholinearなおかげで、指を運ぶのに違和感が殆どありません。
また、しっかりレイヤーの効果が生きる構成だったりします。
12列を10列+ファンクション2列と考えると数値や記号を使うのも違和感がないので
数値との相性もいいので、レイヤーにしても迷うことが少ないかと思います。
今までHHKBを使っていたのですが、Planckを使うことにしてからは、
更にキーボードの使い勝手を良くするために自作キーボード沼にハマることになりました。
使いづらい点
自分が予想外に「Ctrl/Shiftキー」「Enterキー」を使うのもあり、これが手探りで分かりづらいのと、
かつ左手でCtrl+Shift+Tab押すような形だと、指が縦一直線で並ぶことになる等
ホームポジションから押すのが辛い指使いになるのがネックです。
(ロースタッガードだと斜め方向に指を動かすことになるのとキーの長さが違うため、ある程度の指の動きでカバー可能)
指の構成上、開くことと上下に動かすことは問題ないのですが、手首を捻る+指を強制することになると、
割と無理が出てきます。
上記はどちらかというとOrtholinear全般の問題だし、レイアウト変更での対応が必要という認識ですが、
英字を維持しつつ配置する、という形だと正直レイアウトも限定されてしまうかと思います。
それこそレイヤー構成やショートカットみたいな形にせざるを得ないかと。
あと・・・対応しているキーキャップが割と少ないのがネックですw
余談
Planckを組み立てるのにハンダごてが必要ないので、初めての自作キーボードとして手を出すのは間違いはないと思います。
あと、マイコンとしてSTM32を利用しているため、本体のスペックも結構よさそうで、
どうもシンセみたいなこともできる模様。
(今の所そこまでするつもりはないですけど)