2024:03:15
文書の過去の版を表示しています。
3/15日記
プログラミング
音楽
- Plasmonicこうた
- 以前からシンセをいじりたい欲が強くなったので、うっかり購入してみた。
- やはりと言っちゃ何だけど、かなり使い方に癖のあるシンセ。
- 基本的な構成は減算シンセなんだけど、以下のモジュールを組み合わせて音を調整する
- オシレータ(OSCA・OSCB・Impulse・ノイズ)
OSCは各種ノーマルなオシレータだけど、Shape(尖り具合)・Symmetry(非対称性:歪な形状を作れる)・Fold(1波形あたりの個数。簡単に言うとピッチがオクターブ単位で変わる)
- ラダーフィルタ・レゾネータ(共振)
ラダーフィルタはmoogとかの機材に搭載されてるフィルタの一種。レゾネータは入ってきた音に対し共振を起こす役割。振動の幅の調整を行うため、FM音源的な振動が加わると考えていい。あと音量が思いっきり上下する。
これらのモジュールはオシレータから必ず通ることになってるんだけど、順番とON/OFFは変更可能。
- エフェクト(サチュレータ・EQ・ディレイ・シマーリバーブ・フォルマント・Sympathetic(共鳴))
シマーリバーブは通常のリバーブに加えて1オクターブ上の音が出てくるリバーブ。ピッチシフタとリバーブを組み合わせても作れるらしい。
Sympatheticはエフェクト的な共振と考えていい。入ってきた音を更に振動させてピッチの上下の音を作成する等が可能。
サチュレータ・EQは単独で存在し、それ以外のエフェクトは2系統から選択することになる。
- モジュレーション(ADSR・LFO・Expression・Trigger)
オシレータからの出力(発音)時点で関わっており、入力したタイミングで音量や各種パラメータの制御がかかる。
ADSRは1個はNoteOnに固定して紐づけられているが、複数定義および割当可能。
LFOは定期的な周期で値が上下する、Expressionは音の強弱やアフタータッチの他、ピッチベンドの値や押した長さ等でパラメータを変化させられる。TriggerはNoteOnから定期的に再度Onステータスを送る。
ADSR・LFO・Expressionはそれぞれ関連するパラメータ制御が可能で、割り当てたいパラメータに紐づけてモジュレーションさせるのが主な役割。
Triggerは特殊で、NoteOnによって反映するステータスに主に反映される。またオシレータ等一部のオブジェクトについては位相のリセットが可能。
2024/03/15.1710529953.txt.gz · 最終更新: 2024/03/16 04:12 by machiaworx