グラディウスで利用しているゲームエンジン(今でいうUnityやUE4みたいなの)がAlchemyってソフト。
Alchemyってソフトは、Intrinsic Graphicsって会社が開発したエンジンで、どうもクラッシュ・バンディクーとか色々使ってるソフトがあるみたい。
で、IntrinsicGraphicsはVicarious Visionsっていう会社に買収された。
その後、Vicarious VisionsはActivisionに買収されて、その後Blizzardの子会社になったみたいで、その際に社名も変更されてる。
-
問題は、このAlchemyのソフトウェアライセンス自体がいつまで有効化されてるのかということ。
実際のところ数年前にも調べたけど、既にAlchemyのサイトとしては存在していなくて、企業へのリンクしかなかった。
日本だと、シリコンスタジオが代理店+ソリューション業務やってるみたいなんだけど、比較的新しいプレスリリースでも2010年近辺なんだよね。
-
-
シリコンスタジオが開発していたYEBISU(レンダラ)はAlchemyとの連携ができてたみたいで、AlchemyとYebisuのセットで開発するケースもあったみたい。
ただ、下記インタビュー見るとニーズに応えたエンジンとしてOROCHIを作ったという内容がある。
-
つまりOROCHIや当時で言うXenco(今はStrideって名前ね)が作られてる現状だとAlchemyだけを打ち出す理由は少なくなってくる。ライセンス料の観点からすると自社エンジンなので価格を抑えることができそうだし。
この時点でシリコンスタジオ側でAlchemyを持っておく理由は薄くなってくる。OROCHI使ってもらうという手があるわけでね。
また、どうもAlchemyは移植をメインに据えたスクリプトエンジンとして使われたという経緯があるみたい。
そうなると現在は移植の観点からするとUnityやGameMakerと丸かぶりしている。
あと、そもそもBlizzardとしても前に打ち出すほどのコンテンツでもない認識らしい。公式ページに情報がほぼない。
-
そもそもの話として、アップデート頻度の早いAndroidやiOSへの対応がどれだけ行われていたかという話もある。
アップデートによって一部機能が動かなかったりとかザラだし・・・
それに対して公式に動きがないというのも考えにくい。BtoB専用のソリューションなら別だけど。